練馬区大泉学園ゆめーてる商店街

窪田屋酒店

伝えるべきことと、伝えるべき相手。



どーもです。

自省の意味で過日あったことをお話しします。

芋焼酎をお探しの方で「○○ある?」と言われた際に僕は「あ~、それは取扱っていないですね」と答えました。
その蔵とは取引はありますが、ちょうど他の銘柄も捌けて在庫がない状態でした。
その○○という銘柄はうちではなぜか取扱いがないのですが、それはさておき。

そのお方は「あまり焼酎は詳しくない?」と僕自身への質問をしてきました。
どのレベルの詳しさを求めているのか分かりませんので、「そうですね~」くらいの回答をしましたらかなりガッカリされたご様子。
ただ、その○○という焼酎は存じておりますので、
「○○ってこれこれこういう焼酎ですよね~」と説明をしたところ、そのお方は
「全ッ然ちがうねー!」 ととても強く否定をされました。

しかしながら僕の述べたこれこれこういうという説明は、

その蔵のホームページで
その蔵が自らが○○について説明した、要は蔵お墨付きの説明文でしたので、
「全然違う」と言われたそのお方が一体何の焼酎を飲んだのか全く分からなくなりました。

「○○という焼酎ですよね?」と聞いてもやはり間違っていない様子でしたので、
逆に僕が「○○ってどういう焼酎ですか?」と質問してしまいました。
するとその方はその銘の由来やらを答えてくれましたが、肝心の味や香りの説明については
「どうせ言っても分からないから」と説明を放棄されてしまいました。

-----------------------

ということで、
人を酔わせるにふさわしい仕事をしているかがモットーなので、この件について考えてみました。

大前提として、商品を切らしていることは問題外なので発注をかけるとともに、
なぜ○○を仕入れていないのか、についても確認する。
酒の場合、選択的に店に置かない(店都合)のと、取引できない商品(蔵都合)があるので。

伝えるべき内容とそれを伝えるべき相手をキチンと自分のなかで判断すること。
その方は僕の知識レベルに疑問を呈し、要は自分の方が焼酎を知っているぞというような印象を与えてしまったので、
以後、僕のいうことは「全然ちがう」と否定しかされませんでした。
それはたとえ「蔵からの情報」であっても僕がいうことで「全然ちがう」と言われるほどに。
ただそれは嗜好品の世界ですので蔵や僕がこう思っても、その方が「全然ちがう」と思えばそれでいいのだと思います。
問題は、そういうお方に科学的な香りの話(テルペン配糖体とか)をしたのが問題でした。

僕のいつもの接客パターンは、

芋焼酎でフルーティなのがいいという要望

なら白麹よりか黒麹系の方が好きかな?
  ⇒一般に白よりも黒の方がテルペン配糖体云々……赤本的な裏付け

ならこういうのがイイですかね?
あとはフルーティで飲みやすいのだと黄麹モノや芋麹全量のもありますよ

というような流れですすめていきます。
普段のお客様にはそこまでの理由付けは行っておりませんが、
一部熱心な方々にはこの説明をしながらピッタリの一本を探していきます。

今回のお方はその一部だと判断したため、理論的に探そうとそういうお話をしましたが、どうやらそこまでの熱で話す相手でもなかったようで、完全に見誤りました。
それは好きな清酒を聞いて確信に変わりましたが時すでにお寿司状態でした。

このお方ではありませんが、自称マニアほど浅く扱いにくい方はいらっしゃいません。
僕も自称攻殻マニアでしたが、タチコマとフチコマの違いも分からないようなポンコツでした。

なのでちゃんとお客様のレベルに合わせて、かつ自分の言葉で伝えることを心がけるようにします。
お客様のレベルというのはバカにしたような言い方っぽく聞こえますが、
例えば「これはカプロン酸エチル高生成株を使っている清酒です」というより
「リンゴのような香りが華やかな清酒です」の方が伝わると思う、という話です。

いずれにしても勉強不足というのは否定できませんので、
しっかりと僕は理論含め勉強し、接客の際に自分の言葉に落とし込んで説明できるよう頑張ります。
浅学ではございますがどうぞお付き合い宜しくお願い致します。


いつもご覧いただきまたご愛顧いただきありがとうございます。

ばいびっ

K◎
イベント・お知らせ
  • 店舗トップ
  • サイト内検索
  • rss・feed
  • サイトトップ・ゆめーてる商店街
  • 会員店舗紹介

窪田屋酒店

東京都練馬区|西武池袋線大泉学園駅北口|アニメと特撮・銀河鉄道999の街